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オーナーからのメッセージ

ここ数年のブームを例に挙げるまでもなく、麺、スープ、焼豚、ねぎ、メンマなどが織り成す一杯のラーメンの個性と、その調和が生み出す絶妙のハーモニーは、あらゆる人を魅了して止まない“何か”があります。私がラーメンに惹かれた理由もそれで、ほとんどの店が同じような材料を使っているにもかかわらず、どれ一つとして同じ味がないという不可思議さにあります。
30歳を過ぎた頃から各地によく出張していた私は、九州のとんこつラーメンにはじまり、北海道の味噌と塩、東京の醤油やタンメン、横浜の中華麺、大阪、和歌山、京都、兵庫など各地のラーメン店ののれんをくぐりました。そしていつしかこの商売で第二の人生を切り開こうと考え始めていました。人生は一度きりです。「日本のサラリーマン」という限られた範囲の職業経験だけで終わらせたくはありませんでした。
私が考えたラーメン屋とは、味わい深いとんこつスープと、コクのある醤油や味噌、塩などに基づく数種類の味と、食感の良い細麺、そしてジューシーで美味い焼豚を提供できる店舗です。そして餃子には通常の材料だけでなく唐辛子味噌やキムチなどを使用し、ラーメンにも御飯にもマッチするサイドメニューをできるだけ安価で提供したいとも考えていました。味へのこだわりは頑固一徹の押しつけではいけません。あらゆる人の好みに合わせて進化できる余裕を持たなければ、十人十色のニーズに応えることはできないでしょう。そのためには、自家製で補える部分は多ければ多いほど応用が利くのです。
そんな私の考えに合致したのが、ここ「らーめん大將」です。社長も脱サラ組ですが、「美味いもの」へのこだわりは人一倍でした。そして味の全てを一から工夫して創り上げた苦労と努力は表に出さず、素人の私などの話にも耳を傾け、明るく、積極的に教えてくれました。
来年早々には私の理想とする店をオープンできそうです。私は第一出店希望を中国の上海においており、日本を飛び出すつもりです。これも中国と深いゆかりのある「らーめん大將」だからこそ実現できました。お店のスタッフも接客技術に優れていることはもちろん、調理技術やアイデアも豊富で大変勉強になります。人生を自分の好きなように歩きたい、何かを創り上げてみたい、あるいは自分が生きた足跡を残したい、という希望は誰しもが持つものですが、人は目の前の現実に負けてしまいがちです。しかし、実現しようと動かない限り夢は夢のまま終わります。そしてまた、実現に向けての行動に遅い早いという時間の制限はありません。情熱を持って邁進し、達成しようではありませんか!!
